ハチドリ農園の日々 hachibird.exblog.jp

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畑の様子や、生活のことなど、いろいろ。くだらなかったり、真面目だったり。コーヒーやカフェオレでも飲みながら、ちらっと覗いてみてください^_^


by ハチドリ農園
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カンタ!ティモール 上映会 in ギャラリー喫茶池田屋


どーも、妻です。
暖かくなってきているような、…かと思いきや寒くなったり。
けど、最近、ハチドリ農園及び惣川では、ニンニクの芽が顔をだし、玉ねぎも徐々に復活…、ハウスの中のポットにまいた種も少しずつ発芽。
山や庭の春の花も少しずつ咲いてきつつあります。

おっと、早く畑にある白菜やら大根をとってしまわないと…!(とう立ちしてしまう!)



今日は午後はオフにして、まさる氏と映画を見に行きました。

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「カンタ!ティモール」
2002年にインドネシアから独立した東ティモールの人々の激動を密着取材した内容の映画。
…恥ずかしながら私、東ティモールという国の存在について今日まで知りませんでした。
今回のブログ内容は少しシビアかもしれませんが、
素晴らしい映画でしたし、これからたくさんの人に見ていただきたい映画だと思っているので、興味を持っていただき、機会があれば見てくださると嬉しいです。




「小さな存在 声が出せない者たちのために歌い続ける。」


東ティモールは島国です。
日本からちょうどほぼ垂直に南下したところにあり、
オーストラリアから北上してすぐのところにあります。

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東ティモールは、上述したように2002年に独立国家となりました。(Wikipedia先生に歴史について聞いてみてください。)
独立に至るまでの経緯は2013年にユネスコ記憶遺産として成立しました。

この東ティモールの歴史のユネスコ記憶遺産と、

広島の原爆ドームのユネスコ世界遺産は、


言い方は悪いですが、負の遺産というべき点で共通しています。



その2つはたくさんの人々の命と引き換えに、存在することになってしまった、というのは紛れもなく事実だと思います。
東ティモールでは、たくさんの人が殺され、家や建物を壊され、女性は体と心を傷つけられ、今でもなお、その傷跡が残されたまま、生き残った人々は農業を中心とした産業で生活をしています。大ケガを負った人たちは満足に医療手術を受けられていない状況だそうです。


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この映画の主要人物、アレックスさん。
映画の中では子供たちと一緒にギターを弾きながら歌を歌うシーンが多いです。



ねぇ仲間たち ねぇ大人たち

僕らのあやまちを

大地は知っているよ



最初の歌のシーンで出てくる歌詞です。


東ティモールの人々は、戦争を仕掛けたり、他の国の資源を奪ったりしていません。
普段は畑を耕し、魚を釣り、家畜を飼い、織物を織ったりして生活を営んでいました。

ところが、東ティモールの近くに油田があることを理由に、
不条理な攻撃を受けました。

それは20年以上続きました。
映画の中で知った話ですが、日本はそれに加担する形の支援をインドネシアにしていました。皮肉なことに、東ティモールの独立が決まると今度は東ティモールの支援にコロっと切り替えたそうです。(今回知れて良かったです。)


むしろ、東ティモールという国について知っている人はまだまだ少ないと思います。
当時はほとんどの国で東ティモールの虐殺についてメディアにとりあげられていなかったのです。(意図的なところもあり)


届かない悲鳴…まさにその現実を味わったアレックスさんが、
同様に苦しんでいる人たちに向けてメッセージを発信している、、、、
そんな意味が上の歌詞に込められているような気がします。




「カンタ!ティモールが教えてくれたこと」



私はこの映画を見て涙が止まりませんでした。
理由は、複数。


1つは、あまりにも残酷すぎる仕打ちを東ティモールの人々が受けていたこと、…に対する悲しみ。


2つめは、少数派の利益追求のためにお金の力を使って、弱い者または無防備な存在イジメをしていた、…に対する怒り。(事実を意図的に隠していたことは特に)


3つが1番大きいです。







あまりにも酷い仕打ちを受けているにも関わらず、
それでも平和を追求し続けた東ティモールの人々の勇気ある生き方、…に対する感動。



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映画の中に出てくる話ですが、
東ティモールを攻撃した兵士たちは、進んで殺戮をしていた人たちばかりではありません。
中には、薬を打たれて発狂した状態で攻撃しにいった兵士もいたそうです。


東ティモールの人々は、自分たちの平和を取り戻すために
ゲリラ攻撃をやむなく仕掛けました。


そのための武器調達のため、敵の兵士を捕獲したこともありました。
が、その兵士を殺すことはせず、
自分たちが戦を望まないこと、
平和のみを追求していることを丁寧に伝え、
相手の陣地へ帰させたそうです。


映画内では、被害を受けた東ティモールの人々がインタビューを受けているシーンがありますが、不思議と皆、優しい眼差しをしているように見えました。

悲しいできごとについては鮮明に語りますが、
怒り、報復、復讐を感じさせるような内容の話は全くしていませんでした。




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東ティモールのみなさまへ心からの敬意を表します。
知ることって大事。本当に貴重な良い時間でした。
機会があればぜひ。

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by hachidori0401 | 2018-03-11 21:14 | プライベート | Comments(0)