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ハチドリ農園の日々 hachibird.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

畑の様子や、生活のことなど、いろいろ。くだらなかったり、真面目だったり。コーヒーやカフェオレでも飲みながら、ちらっと覗いてみてください^_^


by ハチドリ農園
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面白方言あれこれ


いや〜かーなりサボってました。
こちらのブログ。
覗いている人いるのかな?



やることが多すぎて、曜日感覚も麻痺するし、
忘れ物も増えたりしながら、あっという間に半年がたちました^^;

コロナもついにwithコロナ、もしくはインフルみたいなもんという認識が
高まりつつあって、コロナ前の生活に急速に戻りつつあります!


コロナ禍でも悪いことばかりではなかった気がする。
なんかリセットしたり、考えを見直したり、価値観が変わったり。。。
良いことも悪いことも半々じゃないのかな〜と。




ただ、人と会話する機会が元に戻ったのが嬉しい!


ほんと、ひどい時は外でじーちゃん2人が会話するのを見て、
「これくらいいいやんね〜なんでできんのやろ」


って思うくらい遮断された時期もありました。



今は仕事で接客やら対談する機会が以前よりも増えましたが、
楽しいね〜ほんと。




ーーーーーーーーーー

ひょんなことから産直の会社の代表取締役になって一年が過ぎました。


就任当初は手数料引き上げと重なったこともあって、
農家さんと接するのが怖かったけど、
今は顔見知りも増え、怒ってきた農家さんからも「がんばれよ」と言ってもらえたりで、
ありがたく社長業をさせていただいてる感があります。



愛媛県、南予地方、西予市というところは
人柄は温厚で、人情深く、血縁の繋がりが深い、けれど外から来る人に対しては
「来るもの拒まず、去る者追わず」

どんな人でも入りやすい土地柄だと思っています。



そのせいか、方言がよりどりみどり、富んでて面白い。



私自身、出身は広島、
主人は、愛媛県出身のくせに話すのは関西弁。(数年京都にいたので)



住んでいる惣川弁

職場の野村弁

第二の故郷、明浜弁



でごっちゃごちゃです。(笑)




広島弁は、友達とか親しい人と話すときにフッと出ます。
いわゆるタメ口になったとき。


じゃー、ほじゃけん、じゃけぇ
ほうじゃろ、しんさい!



まさるの関西弁は


なんでやねん、ちゃうわ、あかんよ




惣川は


がいなまこと!、いいことない?
かまんかまん



野村は(惣川とまぁまぁ共通)


いんでこーわい、かむかい!
だねや、せんてかまん



明浜は


てや。しょーるんてや。





多分、違うってそれ!って指摘が来そうですが(笑)


言葉って無限に変化してて面白いですね。
ちょっとした方言や、イントネーションをだすと安心してくれたり、その人の味わいが深まったりするのがいいなぁと思います。


あと、わざと相手の方言を使うのも、
「あなたに興味がある!」

の現れかと。




私にとって方言というのはいわゆる、フェチなのかもしれません(笑)



おばちゃんパートが、
「がいなきゅうり持ってきとるねや!」(バっカでかいきゅうりもってきたなぁ!あの人)


なんて言うと、クククと笑いそうになるし。



無愛想な兄ちゃんが、
「…まぁ、いんでみてみら〜い」(まぁ家帰って確認してみます)


なんて言うと、あらなんだか可愛げあるんじゃない、と思ったり。




どちらかというと笑いスイッチの方が機能します☆






愛媛、南予、野村、惣川人になって、はや、7年。
オープンであっけらか〜んとした私が急に社長になったものの、
普段とそんなに変わらない生活を送っています。

控えめ過ぎず、けど威張らない。
そんな社長でいたいと思っていたら。



「ちょ、アンタこれやっといてや」
「はい、出て!(電話)」
「お前〜あぁ、社長、あの荷物なんとかして〜」
「ながたさ…あらいけない。社長さんだったわ☆」





オイオイおいおい!(笑)
まぁ楽しくやってます☆





任期残り10ヶ月♪
スリル満点の社長業、残り一年切りましたが、
盛り上げて参ります!



面白方言あれこれ_b0364814_13254534.jpeg
惚れ惚れするこの大盛況ぶり^^



# by hachidori0401 | 2023-09-06 13:26 | 妻の独り言 | Comments(0)

とにかく笑えれば


みなさん、いかがお過ごしですか?
今現在の率直な気持ち、鏡に映った顔、いつも頭に思い浮かぶことは何でしょう?

プラスな方向でしょうか?
マイナスな方向でしょうか?


楽しいですか?
イライラしてますか?
不安ですか?
活き活きしてますか?



スーパーに買い物に行く度にいろいろなものが値上がりしているにも関わらず、
筋トレやエクササイズに意識をする生活です。

卵がついに350円代になりました。
もやしが50円代が当たり前になりそうです。


「楽して稼げる方法」
「物価高騰に対し賃金値上げ」



完全にお金に支配されてる世の中のように感じているのは気のせいでしょうか^^;





ハチドリ農園はそんな中、なんとなーくな感じ、まわりに言われるがままに
新年度スタートです。


相変わらず利益が出る様子もなく(笑)
芋けんぴに加工するさつまいもが、結局、委託費用が高いため、自家消費になってしまい、
「これじゃアンタ、タダ働き損やん」
と突っ込んだら、



「農家が人件費気にしてどーすんねん」



と、堂々たる返しをされました(笑)



これでハハハと済ませられるのがハチドリ農園のイイトコロ。(笑)




去年作った梅干しが一気に完売しました!!!
昨年度はインスタのDMから問い合わせが来て、ピクルスや梅干しをお買い上げくださるケースがあり、ありがたいメッセージと激励をいただきました(^人^)

周りのベテラン農家さんに比べたら、おままごとみたいな生産量なんですけど、

「美味しかったです!」

と言っていただけるのが何よりで。



うち加工の技術は低いですが、
原料はこだわりがあるのと、質がおそらくいいんでしょう、
それに救われてできているのだろうと思っています。




とにかく農業が好きなのと、
今住んでる惣川の暮らしが楽しい。



出稼ぎの都合であっちこっち行くようになって、
帰ってくる度に、ホッと一息。



ある日、近所の車屋さんのお姉さまから
急に電話がかかってきたかと思いきや。




「みほさん、急にごめんよ。ちょっと聞きたいんやけど、農家民宿やりたいって言いよったよな?」




はいはい!常に思ってますよ^^




「うちの旦那がな〜今すぐ5チャンネルつけて見ろって伝えろ、ってうるさいんよ〜。ごめんな!それだけなんやけど(笑)よかったら見てみて〜。それじゃー、おやすみなさい。」




、、、、つけたら「人生の楽園」やってました(笑)


東北でジビエを提供する農家民宿の女将さんの特集。
なんとご自身が狩猟されているとか!

その女将さんのお母さんが


「この子はな、帰ってきてやるのはいいけど、いろんなことに手を出しすぎて一つのことに集中せんのがいけんのよ。」


それに対して、娘の女将さんは


「狩猟をしただけじゃそこで終わるけど、それを調理することができるようになってジビエを民宿で提供できるようになったでしょ。やってみないと、そこでおわりなんだから。まっなるようになればいいでしょ、ねっ。」



どちらも正しいことを言ってるなぁと思いました⭐︎
人それぞれ正解は違いますからね。

お母さんタイプの成功者もいれば、
女将さんタイプの成功者もいる。




私の農家民宿の女将への道は、遠回りしているように見えますが、
常に頭の中にいて、いろいろ模索しております。


最近は欲張りなもので、練りに練ってからやりたいな、と。
でも、電話をくれたお姉さまはもう70代。

楽しみに待ってくれているんだろうな、、、、


カフェくらい始めた方がいいんやろか、、、




まっとりあえず仕事しましょーかね⭐︎






仕事が楽しいと毎日が充実しています。
私の強みは、黙々とやる単純な作業が実はけっこう好きなこと。
このご時世、これはかなりの強みではないかと。

人と話すのも好き。
ここ最近は、目の前で歯止めが効かなくなるくらい楽しそうに話してくれる人がいると
なんだか嬉しくなります。(疲れることもあるけど。笑)


最近のネックは、料理の探求が疎かになっていること。
献立を考えるのがめんどくさいと思うことが出てきて、
これは危険信号やな〜と思っています。
もうすぐ掛け持ちの仕事が一つ減るので、収入は減るけど、時間に余裕はできる!
これは吉ととらえて、舵をとりなおそうと思っています。





あの、こんな感じで脳天気に見えるかもしれませんが、
割と相当悩んでることも抱えています。
けど、それを言ってばかりだとマイナスなことしか起きないので、極力耐えてます。


社会が良くならないと、結局解決に至らない。
損得勘定ばかりだと前に進まない。




さて、スッキリしたので、
またがんばろう⭐︎



# by hachidori0401 | 2023-02-19 10:26 | 妻の独り言 | Comments(0)

久しぶりに風邪をひいてしまいました。

ここ数年、暖冬続きで完っ全に油断してしまいまして。
というのも、私の住んでいる愛媛県西予市というところは、日本の縮図といっても過言ではないそうで、

私の住んでいる惣川を極端に例えて、北海道と例えるなら、無茶々園のある明浜は、沖縄といったところでしょうか。
とにかく同じ県、市内であるにも関わらず気候が全く違うのです。


朝6:00マイナス5℃の惣川を出て、8:00に明浜着。
その頃にはすでに10℃前後だったりな明浜。昼頃には20℃近くになった日も。
そこから仕事を終えて、再び0℃くらいの自宅へ帰っていくという、、、、


ね、すごいでしょ。
多分私の体は目まぐるしく対応におわれていたと思います。


惣川は3月までは冬なんですけど、明浜はすでに春。
1月下旬にはすでに絹さやの花が開花していますからね。(笑)

やれ異常気象だ、暖冬だと言われる前は明浜も雪が積もったりしていたそうですが、
今は1月にも関わらず、日中は春のような陽気。

ところが、惣川は4月に桜が開花したころに雪が舞う年もあったくらいの、寒冷地。
天気が良くても、日が当たらない我が家は極寒。
あぁしまった、この喉の痛みは、、、、と思っていたら、あれよあれよというまに
風邪をひいてしまいました。
鼻水がタラタラで、かみすぎて鼻が痛い、、、


今のところ、熱はなく、味覚障害など、それらしきものはないので、
風邪と判断して様子を見ています。
ただ、先日ドラッグストアに風邪薬を買いに行ったところ、


「お1人様一点まで。」という注意書きと、

「他の薬局で風邪薬を購入されていませんか?」


と聞かれたのが気になるところではありましたが、、、、





「ユニフォームを作りました」


ユニフォームを作ってみました_b0364814_09082636.jpeg
パーカーはGUで購入。




大学の友人からの提案で、急遽、ハチドリ農園のユニフォームを作りました!
予算が限られているので、GUで買った服に、専用のプリンターで印刷したものなのですが、
形にしてみると、なかなか素敵に仕上がりました(^ω^)


ハチドリ農園を始めて、1年目にはこういうのを作りたい!と常々思っていたのですが、
自営っていろんなことにお金かかりますし、
しかも、なかなか手元にお金が返ってこないので、
いつの間にやら現実的に動いてばかりで、すっかりこういう遊び心を忘れてしまっていた気がしています。


実は、ハチドリ農園、今年で7年目に入ります。
私は何年目、という話をする時にふと思い出す一言があって。


「5年目からが本当のスタートだと思った方がいいよ。」



修行にいった長野の農業法人の社長が言っていた言葉を、繰り返し繰り返し、思い出します。


一年目に比べると、


あれだけヒョロヒョロだった柚子の木が、いつの間にやら2メートルくらいになっているし、

ブルーベリーの木も形になってきた。

アスパラも飽きるくらい食べたし、

トマトがうちの定番野菜になりつつある。

モロッコいんげんがとれすぎて半泣き状態にもなったし、


ハラペーニョを直に触って、ヒーヒーになった時もあった。




いろんな野菜と触れ合ったり、いろんな思い出ができてるんだなぁ、
あぁ、農家なんだなぁって思います。


ーーーーーーーー

繰り返し繰り返し自分に言い聞かせている、
けど、誇りに思っている私のルーティン。

惣川で培ってきた、
経験を積んできたからこそできてきた、
1年間のスケジュール。



春になったら、山菜を取りに行って、筍をゆがいて保存して、
種まいて、耕して、肥料まいて、草引きする。


初夏になったら、梅をとりにって、漬けて、
草引きして、玉ねぎ抜いて、豆収穫して、キャベツやレタスを袋詰めする。


夏になったら、草刈りして、ピクルス作って、トマト袋詰めして、
バテていく。(笑)


秋は、夏バテを解消しつつも、体を動かす。
畑の片付けや、ハラペーニョピクルス作り、梅干しのパック詰。


冬は、残った仕事を片付けつつ、アルバイト。



ユニフォームを作ってみました_b0364814_09434250.png
とある日の無茶々園バイト。
切り干し人参の風景。
これ全部、人参です。




農家に仕事が0の日はない。
うえに、
スケジュール通り上手くいくこともほぼないです。


そういった生活に慣れるまでにいろいろ葛藤はありましたが、
少しずつ冷静に見えてき出した気がする。


そんな中で、ふと遊び心を思い出させてくれた、
ハチドリさんたちには、感謝しています。


ユニフォームを通じて、いろんな出会いがあるといいな。
まっ、とりあえず早く風邪を治さなければ、、、!



# by hachidori0401 | 2022-02-20 09:51 | イベント | Comments(0)

それでも前に進んでいく


立春がきて、そろそろ春に向かっていくのかな、と思いきや、
今朝起きたら雪が積もっていました。

今日は宿直の日なので(この文章も宿直中に書いている)
やだなぁと思いつつ、早めに出ようと支度していたら、


こんな日のこんな時間にかかってくるはずのない人から電話。

はいもしもし、と出ると。




「訃報なんやけど、亡くなったって。」



突然、仕事仲間が亡くなったという知らせが来ました。
あまりにも若い、早すぎる死でした。





ーーーーーーーーーー



私が愛媛県に大きなトランクを持って移住したのは、今から8、9年前くらいの話です。


大学を出て、超氷河期の中、ヒィヒィで内定を得た会社を半年足らずで辞め、
農業で生きていくんだという熱い思いと、前の会社でコテンパンに打たれた自分を同居させながらも、転がり込んだ無茶々園。


「アンタ、本当に農業するんか。ちと体が華奢すぎるけんのぅ、、、」(今は華奢のきの字も出ない)


と、重役に苦笑いされながらも、やります!と駆け込んだ無茶々園。



みかんってよくわからないし、
でも野菜ならこんな私でも役に立つことあるでしょ、と決め込んで、
絶対野菜がしたい、と言って来たのが、松山市北条。



男5人(そのうち2人は外国人)、猫1匹、ヤギ1匹。


という同居人との共同生活がスタート。
とにかく仕事をこなそう!という意識しかありませんでした。



初日はお昼ご飯を食べることから。
残り物のカレーを遠慮しながらついで、さてどこで食べよう。。。


1人はテレビ、1人は新聞。
もう1人は外国人2人とお話ししながらご飯。

あぁ、日本人3人はお互い仲は良くないんだなぁと思っていました。


私は迷わず、お話をしている3人のところに行きました。
それが彼との初絡みでした。



彼の印象は、ボロボロのヤッケに、Gパン刑事がつけてそうなクセ強のグラサンに、
ショルダーバックのように肩から下げた渋いラジオ。
間違いなく変なオジサンだと思っていました。


ところが、意外にも若い。私の4、5歳上でした。
まさる氏よりも年下なのか。。(新聞を読んでいたのはまさるだった)




ーーーーーーーー

私は1年間、北条で農業研修を受け、2年間、正社員として働き、独立しました。



正社員になってからは、
お給料をもらえたので、よく飲み会をしたり、外食をしたり、
旅行したり。

あんまり貯金してなかったのを今となっては後悔していました。
が、彼の死をきっかけに、あれは大事な思い出の出費だったんだ、と思えたのと同時に、
また一つ、後悔することができました。




北条は人参、じゃがいも、大根、玉ねぎ、そら豆など作っていたし、
近くに安く食材が買える道の駅やスーパーもあったので、
食べるものは充実していたし、いつもいろんな人が来るし、大人数だったので、
大家族で食卓を囲んでいたような、そんな毎日でした。



彼はいつも金麦という安い発泡酒を1日の終わりに飲むのが何よりの幸せだったそうで(そういや少し前にブログに書いたなぁ)
特別な時は桜島という焼酎を飲んでいました。



彼は仕事はキウイ担当で、
たまに野菜や他の柑橘の仕事の手伝いにも。


草刈りとみかん取りがとても早い人でした。



明浜にみかんとりの手伝いに行った時は、
まるでアイドルのようにあちこちでもてはやされてました。

私がまだ右も左もわからない時、
顔と名前が一致しない生産者さんたちの名前を聞くといろいろと教えてくれましたし、何より安心でした。
彼の名前を出すと、みんな呆れた顔で笑うんだけど、沈黙がなくなって和やかになっていた。

「あいつ、元気にしちょるんか?」


明浜の人はみんなみんな、優しかった。


だらしないし、アホだけど、
そんな彼をみんな温かくイジっていた。


農業で食べてくのって本当に大変だし、
惨めな思いすることだってあるし、
カッコ悪いこと多々ありだけど、


彼がふと頭の中にくると、なんだかホッとできた。
私の精神安定剤だったんです。


惣川にきて、お金もなく、仕事もなく、
途方にくれ、時には責め立てられ、
そんなときも確か一回電話した気がする。


何言いよるかわからんかった時もあるけど、
でも元気もらってたのは確かやった。


惣川来て、仕事とお金がもらえるようになって、
貯金も少しずつでき出して、
さぁそろそろ夢に向かって前進できそうだぞって時に、


忙しいからって理由で、
彼へ渡す約束の贈り物を出しそびれていた。


私の母校の高校野球の新聞記事と金麦。



私の母校がまさかの甲子園出れるかもしれない、という知らせを
いち早く教えてくれた。
結局ダメだったけど、北条おったらドンちゃん騒ぎできたのにねぇ〜というやりとり。


ありがとね、もう準備してあるけん、荷造りしたら送るよ。






なんで、あの時ケチったかな。




たかが千円。


やっぱり、金麦送るのまたにして郵便にしようかなってグズついてたら
もう送れなくなった。(金麦は全部私が飲んだ)





ーーーーーーーーーーーー



彼の死については、
ただただ、衝撃でしかなかったです。


誰かを責めるわけではない、
ただ、一つ後悔は、
あの時の僅かなお金の出し惜しみが悔やまれるということ。



私は、強く、たくましく、
これからも農業と田舎に携わって、
働いていきます。
尽くしていきます。



彼からいろんなときにもらった元気を大事に持って。




ありがとう、うらちゃん。
またどこかで呑もうや。

# by hachidori0401 | 2022-02-05 11:10 | 妻の独り言 | Comments(0)

低収入でも豊かな暮らし


最近ハマっているYouTubeがありまして、

「晩ごはん食堂」っていうチャンネルなんですけど、

ゆったりしたBGM
美味しそうでバランスの良い献立
サッと作っている様子

が気に入って、枕元で寝る前に見ています。
最近はコタツで寝落ちすることが多くて、バランスも健康もクソもないのですが
意識と興味は健在しております(゚∀゚)


私たち夫婦はクラスでいったら「低収入」だと思います。
まぁでも大袈裟な贅沢をしなければ至って普通の生活をしているとは思うのですが、
ある時、


「労働時間はこれ以上増やせないし、節約もこれ以上切り詰めすぎるとかえってストレスになるから、なんかいい方法ないかな?」



と思って、ネットで調べてみたら(低収入で豊かな生活、節約術などをワードに、、、)



投資しましょう!
格安スーパーで爆買い!!
格安ケータイに切り替えましょう!!!
(伊藤家の食卓でやってたような)ペットボトル活用、節約術etc!!!!


ありきたりなネタorハイリスクローリターン(楽して儲かる話なんてナイナイ)




てなわけで、、、、



まぁでもネットサーフィンしてたら、場所は違えど、

車検とか税金の請求きたらひぇーってなるし、
テレビでお得な情報流れたら飛び付いちゃうとか、

みんなそんなに変わらないのねっ( ̄∀ ̄)て思うんです。



ちなみにうちの旦那は、



「貯金??ないよ^^0円!!!」
「お金持ってないからコーヒー買ってください。」
「もう灯油ないんか、早すぎるわ!(石油ストーブ)」



貧乏丸出しです( ´∀`)





加えて、このコロナ禍。
旅行とか帰省とか響きが懐かしすぎる。。。
マスクなしで過ごせる世の中が来たら、なんだかみんなの欲が爆発しそうな気がします。

私はコロナが本当に落ち着いたら、カープが四半世紀ぶりに優勝した時みたいに、
ハイタッチロードができるんじゃないかと思う(笑)

終結したら宣言してほしいですよね(⌒▽⌒)



むしろ静かでいいわい。


なんて言う人もいますが、確かにそれもおっしゃる通り。



貧乏人である永田夫婦は家で過ごす時間が充実するだけで満たされるのです。
それを助けてくれる画期的なモノが、Fire stick。
テレビで、Amazonプライム・ビデオが見れたり、TVerといった見逃しテレビ番組が見れる優れもの。

これね、CM少なめで見れるからいいんです。
だからわざと見逃して、後日にゆっくり見れたり。
停止ボタンも、途中から再生もあるし。



Fire stick様々です( ^ω^ )



私たち夫婦がストレスなく暮らしている(私はそう思っている)のは、
お互い無理のない1日のミッションを持って、こなしており、
楽しめる共有時間と個人プレーの時間のバランスがいいからなのでは、と思っています。

2人とも仕事していますが、家事はいつの間にやら折半。

私はご飯作りと掃除、買い出し。

まさる氏は洗濯、風呂焚き。←ちょっと少なめだけど、光熱費、年金健康保険は全て払ってくれている。



一時はもっとお金が欲しくてバイトをカツカツにしていましたが、
ピクルスもだんだん生産量と販売数も増えて来ているので、少しずつブレーキをかけつつも、
「何もしなくていい自由時間」の確保も意識するようになりました。
そうすると、ストレスによる無駄な出費が減ります。



まさる氏のいいところは、ゴハンに文句を言わない人であること。


ものすっごい適当なご飯でも、


「別に。かまいまへん。」

と、すらっとOK。


あと必ず、いただきます。ごちそうさまでした。を手を合わせて丁寧に言います。(笑)
あと、私が食べ始めるまで待っていてくれてますね。別にいいんだけれど。でもそれもノンストレスの理由につながっているかも。



うちの猫たちもなんだか私ら夫婦に似ていて、
基本的に大人しくゴロゴロしていて、
ご飯の時はじゃれてきてしつこいけど、キチンと待ってくれているし、
いたずらもしません。

ご飯とトイレさえキチンとしてれば何も言わないよーって感じで、
用が済んだらサッサと各々の活動に戻ります(笑)



仕事は信頼獲得を第一にきちんとこなして、
ご飯は自分が喜ぶものを用意し、
力仕事で使った体をケアして、
夜はゆったり娯楽時間を過ごせれば、私は満足。


あとは、仕事と料理のクオリティを上げれば、

収入アップしつつも、低出費だけど美味しいご飯が食べれるという
いい反比例グラフができる!まさに1日1日が勝負!



基本的に、もらえる食材はなんでももらいます。( ̄∀ ̄)
最近いただいたものをいうと、、、、



みかん
ポンカン
文旦
伊予柑
お菓子
ちりめん
しらチョビ
白菜の糠漬け
乾燥野菜(にんじん、大根葉、切り干し大根、ごぼう、筍)
ごぼう
アボカド
みかんジュース、、、、、




もらうのが当たり前だと思い込みそうでこわい、、、、
いつも感謝、感謝です(^人^)


最近のマイブームは、手作り伊予柑ジャムとクリームチーズをぬったトースト。
ジャムが苦手って人いるみたいですけど、ジャム+何かの組み合わせ、もしくはトースト以外の活用法も見てみるといいかもしれません。
うちのピクルスも単独で食べるよりも、何かにチョイ足しの方が私はオススメ。


もらったごぼうは筑前煮や天ぷらに。
まだまだたくさんありそうなので、バーゲンセールのおばちゃんのごとくかっさらう予定。
炊き込みご飯も最高です。



炊き込みご飯、手巻き寿司、春巻き、、、意外と具は少なめに用意しないと後々後悔することになるんですよね〜。
何か作ったあとに発生する余り物で作った方がかえっていいのか、、、



明浜でいただいた、アボカドは少し長めのヒョウタン型。
というか、アボカドってそもそもひょうたん型がベーシックなんですね。
お店で売ってるのって、くびれのない丸型が多い気がする。

「お前、アボカドよー食うなぁ。」


頂き物のアボカドをガンガン食べていたらまさる氏に突っ込まれました。
わさび醤油で一杯。いくらでも食べれる〜


「しらチョビ」っていう名前で、知り合いが作ってるアンチョビのしらすバージョンだと思うんですけど、これまた美味しくて、


しらす、オリーブオイル、ハーブ、唐辛子


の組み合わせで、添加物なし。


バケットに乗せて焼くと、しらすが少し焼けてガーリックが効いた美味しいおつまみに!
最高です。
地元で作られた食べ物や地元のモノを使ってできた加工品はなるべく買って応援したいものです。





ーーーーーーーーーーー



低収入だけど豊かな暮らしって、



低収入を脱出するためにがんばる生活ではなくて、



低収入生活の中で工夫することが楽しい、と思える生活
だと思うんです。



あとは目の前に、いいなぁと思えるコトがあっても


でもうちはうちで楽しいし、ねっ


って思えることが大事。


いかがでしょう?





低収入でも豊かな暮らし_b0364814_10425442.jpeg
最近出会った一冊。
65歳の未亡人が主人公で、とある青年との出会いから
映画監督になりたくなって美大に入学した話。


現代の生活風景が鮮明に描かれていて、実際にあってもおかしくないような話。
本当の第二の人生って感じです。

主人公のうみ子さんの生活も素敵。
作ってるご飯もセンスいいんだよな〜

65歳までまだまだ先だけど、参考にさせていただきますよ(╹◡╹)



# by hachidori0401 | 2022-01-30 10:52 | 百姓を続けていくには | Comments(0)