どーも、妻です。
うちん家、ハチドリ農園の最近の様子がこちら…
奇跡的にハウスは潰れていませんでした。写真に小さく写っていますが。
とある人に、
「東北の景色みたいですね!」
と言われました。
なぜか少し嬉しかった。笑
さて、土壌分析と施肥設計の講習会がありまして。
みっちり学んできましたよ。
土壌分析の様子。化学の授業みたいです。
去年、かぼちゃが壊滅に近かった畑はリンという栄養分が土にほとんどないことが判明。
今まで、いろんな講習会に参加してきましたが、
この土壌分析のことや、施肥設計の話を聞いてもイマイチピンときていませんでした。
pH?EC?CEC?(なんじゃそりゃ)
カリは夏は控えめに、冬は多めに入れると良い(はぁ。)
水はけの悪い畑にはC/N比の高い堆肥を入れましょう。(しーえぬひぃぃぃ?)
といった感じで、何を聞いてもなんのこっちゃ訳わからん、という日々が続いていましたが、よーやく一つ一つが、クリアになりました。今回の講習会のおかげで。
pHもC/N比も今なら分かりますよん。
チッ素、リン、カリ、カルシウム、マグネシウム、鉄、マンガン、銅、ホウ素…
それぞれが作物にどう作用しているか、わかってくると、
じゃあ次はこの肥料を計算してこのくらい入れようかとか考えられるようになります。
今までは頭に?を浮かべながら、これでいいんだろうか…という気持ちでやってましたので、そのままだと農業が面白くなくなってたと思います。
ただ、わかったからといって、それが100パーセント通用するわけでもないのです。
ある程度、勘も必要。
あまり細かいことを気にしすぎると、髪の毛が抜け落ちてしまいそうです。笑
必需な知識は備えておいて、応用的なことは勘を混ぜながら実験的にやって、経験値に。
そう思うと、訳わからんくても人に聞いたり、メモしまくったりしてた日々は無駄じゃなかったなぁ〜と、今、ほっこりしています。
ただ!
施肥設計ってね、ただ単に畑に必要な養分を入れるようにすると
肥料がけっこういる
そしてうちの農園…。
金がねぇ。
…ということで、何を優先して、何を泣く泣く切り捨てるかも考えなければならない…。
やはり多少は髪の毛が抜けるかもしれない。笑
広島に農家の師匠さんが1人いて、
いつ行っても何聞いても丁寧にいろいろ教えてくださるありがたい存在なのですが。
「やさいを作る上でまず絶対的に必要なのが3大要素ね。(チッ素、リン、カリ)」
なるほど。(メモメモ)←とりあえずなんでもかんでもメモしていたころの私
「でも理想は5大要素ね。(3大要素+カルシウム、マグネシウム)」
なるほどなるほど。
「なおかつ、お互いのバランスが必要だからね。多けりゃいいってもんでもない。そのためには、きちんとした施肥設計をしなくちゃね。大体で堆肥撒いときゃいいでしょ、なんて考えはダメだよ(笑)」
なるほど!
師匠に言われてから、あぁ私もっと勉強しないとなぁ、と思うようになりました。
ですが、この話にはまだ続きがありまして。
移動後、ちょっと液肥まくから待ってて、と言われて待機中の私。
(師匠)
「これもちゃんと〇〇っていう栄養が入っていて、今から補給するから…(ドバッ)あっ入れすぎた〜ま、いっかぁ笑」
「えぇ?!師匠!大丈夫ですか!(ちょっと多く入ったみたいだけど…)」
「大丈夫、大丈夫〜。笑」
バーラーンースーはー??!
と、思いましたが、まぁこれが先述した細かい点。
もう水と一緒に薄めてしまったあとなので、捨てるのも勿体ないし…
たまにおっちょこちょいなことをするイメージの師匠ですが(笑)
それでも優れた高評価ものの小松菜を年間作って、東京の高級スーパーなどに出荷しています。
さて、これからやることいっぱいです。